このページでは、初めての水槽を立ち上げた時の体験記を掲載しています。
水槽を立ち上げるにあたり、本来なら専門書等を1冊用意すべきでしたが、今回はインターネットで熱帯魚に関連するホームページを調べまくり、「知識だけは準備万全!!」などと調子に乗って水槽立ち上げを開始しました。しかし、やはりいろいろなトラブルにが発生し、四苦八苦しながら何とか初めての水槽を立ち上げることが出来ました。このページが、これから初めて水槽を立ち上げる方にとって、少しでもお役に立てればと思っています。最後に、前述したように、私の知識はまさににわか知識で、正確には専門書等でしっかりした知識を得ることをお勧めします。


水槽の設置 MENU
ヤフーオークションで落札した水槽セットです。

水槽セットの構成
NISSOの60cm水槽/ポンプ/上部フィルタ/板ガラス/ヒーター/水槽台/蛍光灯/網/デジタル温度系/掃除用器具/流木2個/麦飯石/あったかボード600/砂利

必要なセットが全てついて5750円で落札しました。かなりお徳だったと思います。でも、オークション最終日の終了直前までは入札額が2000円くらいでしたが、終了直前には入札に次ぐ入札で、最後は何とか落札までたどり着きました。とにかく、良い買い物ができたと大満足です。

落札した日の3日後の2004年6月19日、いよいよ我が家最初の水槽の立ち上げを開始しました。まずは、水槽を綺麗に水拭きして、水槽台に設置。

これから熱帯魚を始める方へのアドバイスとして、水槽の掃除やメンテに洗剤は絶対に使わないでください。洗剤は魚にとって猛毒です。
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飼育に必要な物いろいろ SPONSOR
水槽立ち上げ当日の朝、家の近くの雑貨量販店で水槽の水作りに最低限必要な(必要と思われる?)物を買い揃えました。

左上から
濾材・・・濾過装置に入れ、バクテリアを生成させます。
種水・・・立ち上げ直後のバクテリアのいない水槽に補助的に入れます。
水中ろ過装置水作エイト・・・補助の濾過装置です。
麦飯石溶液・・・水を綺麗にしたり、魚の病気を予防できるそうです。
エアポンプ・・・水作エイトに空気を送ります。
エアチューブ・・・水作エイトとポンプをつなぐチューブ。
濾過マット・・・濾過装置に設置する濾過マット。
バケツ・・・水換えなど、様々な用途に使えます。
カルキ抜き溶液・・・水道水のカルキを抜くためのものです。
アクアセイフ・・・水道水の金属を無害化したり、魚の粘膜保護をしてくれます。
活性炭・・・水中のアンモニア、亜硝酸を吸収してくれます。


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流木のあく抜き
買い物が終わったら、さっそく流木のあく抜きを始めました。
「流木のあく抜きには一日かかる」と聞いたことがあったので、まずあく抜きからはじめました。
あく抜きを始めて見ると、驚くほどのあくがバンバン出てきて、熱湯があっと言う間に真茶色に変色。熱帯魚を入れる水槽にこの流木をそのままに入れられないと思い、この日は結局9時間くらいあく抜きをしました。
「丸1日沸騰してあく抜きをした後、さらに水に1日くらいつけておくのが良い」と言う話も聞きましたが、ほとんどあくが出なくなった(ように見えた)ので、あく抜きはとりあえずこれで終了させました。
これから初めて水槽を立ち上げると言う方は、このあく抜きはかなりしっかりやることをお勧めします。どれくらいの時間やるべきかは、なかなかわかりにくいかもしれませんが、丸1日沸騰させるくらいは最低限やるべきだと思います。あくが、水質の悪化に大きな影響を及ぼしますので、魚のためにあくをしっかり抜いてあげましょう。
砂利の洗浄
「砂利を洗う時は、米を研ぐように」というアドバイスに従って、せっせと砂利を洗いました。ここで、朝買ってきたバケツが早速大活躍。
砂利は見た目よりもかなり重たいです。この時は、砂利を5回に分けてバケツに入れて、少しずつせっせと洗いました。既に使われていた砂利だったため、洗ったらけっこう汚れが出てきました。
砂利入れ
洗った砂利を順次水槽の底に敷いていきました。このあたりまでは初心者の私でもかなり順調にいきましたね。洗った砂利をドサドサ水槽にぶち撒いていきました。全ての砂利が入ったら、何となく砂利を平にしました。が、後から気づいたのですが、水底の起伏は水草を植える位置関係とか、全体的なディスプレイの位置関係などを意識して決めるべきでした。水草を植える時に、砂利が足りなくなって砂利をかき集めたりしなくてならなかったので、結構デコボコな水底になってしまったのです。初心者がいきなり水草のレイアウトまでしっかり意識して砂利を敷くのはかなり難しいと思いますが、なんとなくでも水草が入った状態を意識してから砂利の敷き方を決めればよかったというのが感想です。

ある熱帯魚ショップに、奥から手前に向かって下り坂になるように砂利を入れている水槽がありました。これは、ディスプレイ的にはなかなかかっこよかったと個人的に思いました。砂利の敷き方一つで、水槽の雰囲気も随分変わりますね。
水入れ
さあ、やっと水入れです。ここで気にしたことはたった一つ。水の量だけです。水の量は、濾過ポンプに貼ってあった説明どおりの水位にしました。あとは何も気にせず、ただ無心に水をサバサバ入れていきました。このとき、あまりに無頓着に水を入れたため、せっかく整形した水底の砂利がデコボコに。。。
装置の設置と水作り
まずは水作りから始めました。最初にカルキ抜き溶液を入れてみました。が、ここでトラブル発生。カルキ抜き溶液の説明書を読み間違えているのことに気づきました。適量の4倍のカルキ抜き溶液を入れてしまったのです。とりあえず、適量になるための水の量を計算して、水を捨ててから再度水道水を足しました。次に、麦飯石溶液、アクアセイフを量を間違えないように慎重に入れました。ここで、水がすっかり濁ってしまいました。麦飯石溶液を入れたのが原因でした。これはまあ仕方が無いことだと自分に言い聞かせ、次の作業へ。

ここまできたらあと一息。と、思ったのもつかの間の安心でした。オークションで買った水槽だったので、説明書も何もないため、もっとも重要な濾過装置の組み立て方や設置方法が全然わかりませんでした。焦っていろいろなホームページを検索しましたが、なかなかそこまで親切に初心者のために説明してくれているホームページがみつからず、仕方なく濾過装置の仕組みを考えながらあれやこれや試行錯誤をして組み立ててみました。結果的には、うまく出来たと確信していますが。。。

その他には、ヒーター、水温計などを設置してから麦飯石を適当に置いて、水槽の右隅に補助濾過装置を設置しました。ヒーターで水温調整開始。
水槽の完成
水槽の設置が終わり、ちょっとダレてテレビで野球を見たりしてしばらくくつろぎ、そして熱帯魚ショップに熱帯魚を買いにいきました。ここでもトラブル発生。家の近くにあると調べておいた熱帯魚ショップに行ってみると、そこが何とペットの床屋さんに店換えしてました。えぇぇぇ。。。
仕方なく一度家に帰りインターネットで調べてみると、家から車で30分くらいのところに大きな熱帯魚ショップがあることがわかり、閉店時間まで40分しかなかったため、慌ててその店に直行しました。(行く前に、とりあえず電話でやってること確認しました。)
熱帯魚ショップでは、ネオンテトラ5匹と水草を買い、家に直帰。まずは1日あく抜きをした流木を入れ、水草を何となく雰囲気で左側に植えて、やっと水槽が完成しました!!
さあ、魚の投入ですが、熱帯魚ショップで聞いたように、まずは30分くらい袋のまま水に浮かべ、その後、10分に一度5回に分けて魚が入った袋の中に水槽の水を少しずつ入れていきました。魚をすぐに水槽に入れてしまうと、水環境が突然変わることで魚がショックで落ちることがあるからだそうです。慣れた方には常識でしょうが、これから始める方は要注意ですね。